菊池桃子さんが、ストーカー行為で被害にあった裁判で、有罪が決まったそうです。
無職の飯塚被告(57)は、接近禁止命令が出ているにも関わらず、2018年6月菊池桃子さんの自宅のインターホンを2回にわたって押すなどの罪に問われていました。
東京地裁では、「ストーカー行為に対する抵抗感の乏しさは明らか」と指摘しました。
その上で、飯塚被告に保護観察付の懲役1年、執行猶予4年の有罪判決を言い渡しました。
これだけ世間を騒がせたのに、また行為を繰り返したのは、なぜなんでしょう。
ちょっと気になったので、まとめました。
菊池桃子が被害!
2017年の秋ごろから約半年間、男から執拗につきまとわれて、ストーカー規制法違反の疑いで元タクシードライバーの飯塚容疑者が2018年3月31日、お縄になります。
ことの発端は、2017年の秋に、飯塚容疑者の車に菊池桃子さんがお客として乗り、自宅まで送り届けたことがきっかけになったようです。
それ以降、菊池桃子さんの自宅のインターホンを押すなどの行為をしたことで、2018年に入り、飯塚容疑者に警視庁池袋署は、警告を出していました。
ところが、なんら効果はなく、現在は削除されてしまっていますが、ツイッターに「菊池さんに会いに行く」と投稿しものを、菊池さんの事務所が見つけ、署に通報したことで、明るみになりました。
飯塚容疑者は、菊池桃子さんがタクシーに乗車した際には、マスクをして顔を隠していたのですが、声で菊池さんとわかったそうです。
行先を伝えたくらいで、会話をとくにしたワケではありませんでした。
ところが、一方的に、飯塚容疑者は、「運命的な出会いだったと思います。おつきあいしましょう」などのメッセージを送ってきたそうです。
2018年の春ごろ、飯塚容疑者は、タクシー会社を退社したのですが、これは、仕事を辞めて、ストーカー行為に専念するためと思われ、ここまでエスカレートすると、危険度が、さらに高くなったとみて良いそうです。
それから6月、再び自宅へ行き、警察からの警告を無視してのインターホンを押す行為。
ここまで来ると、どこか病んでいるとも思われますが、飯塚容疑者は、
「被害者に長い間、ご迷惑をおかけして、申し訳ございませんでした」と謝罪はしています。
ストーカー行為の心理状態とは?なぜ繰り返すのか?
どうして繰り返してしまうのでしょう。
それは「自分は、愛されている」という妄想を持ちやすく、自分の立場を客観視できない精神状態にあるからです。
また、「治療が必要だ」という自覚ができない。
そういった場合、繰り返すことがおこります。
これほどの妄想を抱いてしまうのは、これくらい自分は、相手のことを好きだから、むこうも同じように愛してくれるに違いないと思ってしまう現象がおきて、ストーカー行為になってしまいます。
脳の前頭前野が行う機能のひとつで、この機能を高める必要があるそうですが、執行猶予の間に適切な処置が行われれば改善の余地はあるようですが、いずれにしても時間は、かかるとのことです。
まとめ
容疑者は、昔からのファンだったワケではないのに、どうして両想いと錯覚までしてしまったのでしょう。
確かに、菊池桃子さんは、若いころから、かわいらしい雰囲気の人でした。
そんな人を目の当たりにして、なにかピンときてしまったのでしょうか。
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